ある29歳の会社員から見た世の中の気になる記事

〜ニュースアプリな情報が交錯しすぎて良くわかないので、自分の中で整理〜

【神業】イチローにしかできない頭脳的守備

野球を理解していて、本当に頭の良いプレイヤーであることを改めて実感しますね。

f:id:beauty_health_care:20140831221638j:plain



 ヤンキースイチロー外野手(40)は23日(日本時間24日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたオリオールズ戦に「8番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。5戦連続安打で今季99安打とし、日米21年連続100安打に王手をかけた。打率は・285。

 二回の打席は投直。五回は先頭で右翼線二塁打も後続が凡退。3点を追う七回2死一、三塁の好機は空振り三振。1点を追う九回は先頭打者で遊ゴロだった。

 イチローが仕掛けた。四回1死一塁の守備。マーカキスの放った右中間への弾丸ライナーが頭上を越えることを確信していながら振り返ることなく、捕球態勢に入った。

 打球がフェンスに直撃した場合を想定し、一塁走者に進塁をちゅうちょさせるためのトリックプレー。「(僕は)走者(の動き)をずっと見てるから。ランナーと目が合ってるから」。打球から目を切る度胸、振り返るタイミングのよさも必要とされる高難度のプレーだった。

 結果的に打球はフェンスを越えてホームランになったが、試合後のイチローは「あれだけわかり切った打球だけどランナー(一塁走者)は止まるもんね。やらなきゃいけないよね、外野手は」と話した。

 この日は五回に先頭打者で二塁打を放ち、大台に王手をかけたが、七回の好機には空振り三振。カウント1‐1から自信をもって見送った外角高めの153キロ直球をストライクと判定される不運もあり、最後は142キロのチェンジアップにバットが空を切った。

 追い込まれた直後には突然、本拠地にイチローコールの大合唱が響き渡った。「おおっ!とは思うよね」。大きなため息が漏れるなか、声援にこたえられなかったその表情に悔しさがにじんでいた。