ある29歳の会社員から見た世の中の気になる記事

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【南場さんがプロ野球DeNAのオーナー!?】女性オーナー就任へ!ITカリスマ経営者・南場智子氏、プロ野球80年で初

これは衝撃的なニュースですね。

プロ野球界がどんどん変わるきっかけになると良いのですが。

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 DeNAの次期球団オーナーに、同社創業者の南場智子氏(52)=本社取締役=が就任する見通しとなったことが16日、分かった。就任が正式に決定すれば、今年80周年を迎えた日本プロ野球で初の女性オーナー誕生となる。現オーナーの春田真氏(45)=本社取締役会長=は、今季限りで退任する意向を固めている。球団人事はシーズン終了後、正式に発表される。

 南場氏はDeNAの創業者で、政府有識者会議の委員などを歴任。IT界を代表する、カリスマ経営者として知られる。創業から社長を務め、2005年の上場後、7期連続で増収増益を果たすなど手腕を発揮してきた。

 若年層の知名度も高く、昨年発売した創業の舞台裏などを明かした書籍「不格好経営」が大ヒット。世界屈指の女性起業家として、高い発信力を誇る。今回の就任はトップ交代による組織の刷新で、チームをさらに上昇気流に乗せるのが目的とみられる。確かな経営センスで球界に新風を吹き込むことは、間違いない。

 一方、春田氏はDeNAの球界参入に向けて、尽力した。「横浜って強いよな、と感じてもらえるチームをつくっていきたい」と選手、フロントと一体となったマネジメントで、低迷続きだったベイスターズを3年で立て直した。クライマックスシリーズ争いに加わるチームづくりに成功したが、今後は本社の海外事業に力を注ぐとみられる。

 米大リーグの女性オーナーとしては、ニューヨーク・メッツの初代オーナー、ジョーン・ホイットニー・ペイスン氏、シンシナティ・レッズのマージ・ショット氏らが有名。関西独立リーグでも女性オーナーの例がある。一方でNPBでは1998年から00年までセ・リーグの会長を元経済企画庁長官の高原須美子氏が務めた例があるが、球団代表や社長に就任したケースはない。

 DeNAは07年に東証1部上場を果たすなど、成長を続けてきた。だが南場氏は11年5月、病気療養中の夫の看病に専念するため、社長から取締役に退き、守安功社長が就任した経緯がある。

 12年からの球界参入後、南場氏は多忙なスケジュールの合間を縫って、試合を観戦してきた。今年2月の沖縄・宜野湾キャンプではナインを激励。8月5日の巨人戦は南場氏の故郷・新潟で開催され、前日には中畑監督と会食。中畑監督も「人間として、本当に素晴らしい方だと思う」と話していた。

 これまで南場氏は球団経営に関与することはなかったが、昨春に夫が病気から回復した。8月には、中心となって進めた消費者向けの遺伝子検査「MY CODE」の新事業を発表。ソーシャルゲーム以外にも教育、医療事業に参入しており、そのかじ取りを担っている。来季からのオーナー就任にも障害はないと判断したとみられる。

 安倍政権が「女性の登用」を推し進め、日本プロ野球も「カープ女子」など、これまでになく女性ファン層に広がりをみせる。NPBでは史上初となる女性オーナーの誕生は、80年の歴史に新たな一ページを刻むことになる。

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